妊活スタート時のお話です。
不妊専門治療医に行ったその日、内診で卵胞が確認できました。
それも直径20mmとまずまずな大きさです。
そう、この卵胞は、20mm以上になってくると、まもなく排卵します。
その大きさはひとそれぞれだけれど、程よい大きさであれば24mm前後まで育ち、
卵胞が破れて卵子が飛び出してくる、それが「排卵日」です。
卵胞の成長とともに、子宮内膜も厚くなり、それがいずれ赤ちゃんを育てるベットになるのです。
そうやって、女性のお腹の中で、準備が進んでいくのですね。
とはいえ、この時点でいつ排卵するかはわかりません。
そこで、私が行った病院では、血液検査で排卵予測をするとのことでした。
血を抜かれ、数時間後に検査結果を電話で知らせていただけるというものでした。
血液の中に含まれる「ホルモン値」なるもので排卵日を予測するんです。
でも「予測」なんだ。。。
そう、あくまで予測なんです。
確かに人間の体なんて人それぞれで、しかもそれを数値で測りきれないのも納得。
なので、内診結果と血中のホルモン値を測って、先生が排卵日を予測してくれるのです。
帰宅後、夕方に病院から電話がかかってきました。
血中のホルモン値の値を聞いてから、
「排卵日は今日です。なので、今日タイミングを取ってください。」
今日、ですか?
『えっ?アプリの排卵日と全然ずれてるんですけど⁈』
そう、人間の体なんて、やっぱり数値で測れるものではないんです。
私が信じでやまなかったアプリの排卵日。実は全然違っていたんです。
でもアプリはちゃんとアルゴリズムによって計算されたもの、
もちろん、ちゃんと合っている人もいますよ。
でも私は合っていなかった。もう1年くらいアプリに頼ってタイミングを取っていました。
えええっーーーー!ですよ。
ショックですよ。私の貴重な1年返してくれですよ!
とはいえ、後から考えてみたら、それはしょうがないことなのです。
アプリでは、36歳の頃から、ちゃんとずっと生理日の入力をしてきました。一般的な目安と私の履歴の積み重ねで予測をしていたのです。これが、とっても規則正しいリズムで、かつ素晴らしく整ったホルモンバランスの女性であれば、より確実な予測になったかもしれません。
でも、仕事して、家事やって、遊んで、そうこうしてたら仕事でドカーンとストレス感じたり、夫とケンカして、またドカドカーンとストレス感じたり、日常には色々なことが起こります。
仕事がとても好きでも、夫と普段とても仲良しでも、ストレスを感じる時は感じてしまうんですね。
その後、休みをとったり、仲直りしたとして、自分の心はすぐに回復できても、ホルモンバランスっていうのは、私より繊細。すぐに乱れ乱れ、あらよとリズムを崩してしまうんです。
加えて、ちゃんとした生活を送っているのか?と言われたら、YESとはいえません。
食事、運動、睡眠、バランス良く、規則正しい生活、これは安定してはできていません。
なので、しょうがないことなんですね。
でもね、アプリに頼って1年ですよ。まだ何かの原因がわかっているわけではないので、
このズレが悔しい。だって、もっと早くわかっていれば、1年早く妊娠したかも?
なんて思ってしまったり。
はっ⁈ ということは、やっぱり病院は早く行くべきなんですね!
そう、確実に排卵日予測をしたいのであれば、アプリだけでは不十分。
病院での検査の方が、まだ確実性が高いですよね。
なので、不妊専門医までいかなくとも、排卵日予測のために産婦人科や婦人科へ行くことは
近道になるかもしれないですよね。
結局、早く病院に行くべきだったと気付かされた初診なのでした。
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